同和問題にとりくむ愛知県宗教教団連絡協議会

その趣旨と設立

部落差別は、過去数百年にわたり、温存されつづけてきた、人間の人間に対する差別である。
生きることの尊厳と人間の主体的独立をめざす宗教者、宗教団体にとって、部落差別は、
克服され解放されなければならない自らの課題である。

全国の「同和問題にとりくむ宗教教団連帯会議」の決議文に同意し、
愛知県下における部落差別の解放をめざすため、ここに、1986年、昭和61年に
「同和問題にとりくむ愛知県宗教教団連絡協議会」を結成し、現在、31の教団が加盟し、
教団や宗派意識を超えて、それぞれの教えのもとに、理解を深め合い、「他」の痛みを自らの痛みとして、
部落差別をはじめ、あらゆる差別撤廃に向けた人権啓発の取り組みを推進し、
お互いに連帯の絆を深めながら活動を展開しております。